広蔵市場をぶらぶらしてから次の目的地である安国駅近くのアラリオミュージアムに行こうと思います。ここはドラマ「紳士の品格」のロケ地でもあり、以前は「現代空間研究所」という建築設計事務所でした。韓国を代表する有名建築家キムスグン氏が自社ビルとして設計した建物は現在でも評価が高く、老朽化しても尚 美術館として使われるほどです。以前から大好きなドラマのロケ地として内部を見てみたかったですが、今なら美術館として入場できるので嬉しいです。

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さあ屋上に「空間」の文字がある建物が見えてきました

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ここが入口です。煉瓦造りの建物は全体に蔦が絡んで素敵さが増していますね。

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今まではロケ地として何度もここまでは来ましたが、今日はその内部に入れるということでワクワクです♪

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 ここは現代アートの美術館ですが、そちらの方面の知識が無いので展示物を見ても難解過ぎてよくわかりません、芸術の世界は深いですねぇ。

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こういうものも芸術なんですね.... 子供が喜びそうです。

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 旧館側から見た新館です。総ガラス貼りで素敵です、ここが以前は設計事務所のオフィスだったなんて良いですね~。

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敷地内には韓屋と石塔があり、韓洋折衷の造りもオシャレです。

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 旧館は総煉瓦造りで落ち着いた雰囲気です。窓が少なく、天井も低めなので狭さを感じる部分もありますが、大きな天窓や吹抜け空間もあって自然光が内部まで入って来るよう設計されていました。

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屋外には素人の私でもわかったキース・へリングの作品がありました。

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旧館の螺旋階段はとっても狭いですが、良い雰囲気ですね!

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 この建物は「紳士の品格」のロケ地ということもありますが、有名な建築家が自分の設計事務所社屋として設計、建築したものなので、私的には現代アートよりも建物自体に興味がありました。内部が迷路のように入り組んでいて探検気分でまわることが出来ましたが、ロケ地としてはどの部屋で撮影が行われたかいまいちわからずちょっと残念です。

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 新館は現在レストランとして使用されています。ここもロケに使われていたので、今回は昼食をここでという考えもあったのですが、諸事情により今回は見送りとなりました。残念... また次の機会に訪れたいと思います。

最後に、ミュージアムショップで購入した「空間社屋」という本をご紹介します。有名な建築家キム・スグン氏が設計した建物の設計図や、古い写真、建設のエピソードなどが満載のこの本は私の大事なコレクションになりました。

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